1. 結論:途中の考え方を、先生が確認できるかどうか

先に結論を書いておくと、ズームで家庭教師の授業を受けるときに確かめたいのは、先生が答えだけでなく、解いている途中の考え方を確認できているかです。紙のノートに書いて解く授業では、手元を映す方法がその助けになる。パソコンの正面のカメラだけだと、先生に見えるのは顔と表情が中心になり、鉛筆がどこで止まったのか、どんな式を書いて消したのかは伝わりにくい。もちろん、画面上で一緒に書き込む、本人に考えを説明してもらう、答案を共有するなど、別の方法で途中の考え方を確かめる授業もあります。

指導にあたっている教師からよく聞くのは、成績を動かす手がかりになるのは、答えが合っていたかどうかより、解いている途中のどこで手が止まったかだ、という見方です。止まった場所から何が分かるのかは、第6章で具体的に書いていく。

紙のノートの授業なら、手元はご家庭にあるスマートフォンでも映せますし、高い機材をそろえる必要はありません。ただ、手元の映像があれば十分というわけではなく、先生がその映像の何を見て、どんな問いかけをするかまで確かめることが大切です。その見方は、第8章にまとめておく。

2. ズームで受ける授業の、基本の形

ズームで家庭教師の授業を受けるときは、多くの場合、先生がミーティングを用意して、ご家庭に参加用のURLを送り、お子さまがそこに入る形になります。ご家庭の側で有料のプランを契約する必要は、基本的にない。無料のアカウントで参加できることが多く、参加の方法は先生から案内があるはずです。

ここで気をつけたいのが、Zoomの時間の扱い。Basic(無料)の権限で主催するミーティングは、原則40分までです。主催者に有料のミーティングライセンスが割り当てられている場合は、通常30時間まで使えるとされています。参加するご家庭が無料のユーザーでも、主催する側の条件が当てはまるということ。60分や90分の授業を受ける場合は、先生がどのライセンス・権限で開くのかを、初回の前に確かめておくと安心です。なお、アカウントなしで参加できるかどうかも、先生の側の設定によって変わることがあります。

授業の中で使われることが多いのは、次のような機能です。

機能授業での使われ方
ビデオ通話お互いの顔を見ながら話す。お子さまの表情や声の調子から、迷っている様子を拾う
画面共有先生が問題や解説の資料を映す。お子さまが自分の画面を映すこともある
ホワイトボード・書き込み画面上に図や式を書き込む。設定によっては、お子さまの側からも書き込める
2台目の端末での参加スマートフォンをもう1台入れて、ノートを真上から映す

表の内容は、左から機能・授業での使われ方です。使う機能や設定は、先生によって異なります。

なお、オンライン授業で使うツールは、先生によってズーム以外のこともあります。どのツールを使うにしても、この記事で書く「手元が見えるか」「声がはっきり届くか」という考え方は変わらない。

3. 端末は、画面の大きさと置き場所で選ぶ

授業を受ける端末は、パソコン、タブレット、スマートフォンのどれでも参加はできます。ただ、メインの画面として使うなら、先生が映す資料の細かい字や図がつぶれずに見える大きさがあるかどうかで選ぶのがよいでしょう。

端末を選ぶときに見落としやすいのが、机の上でノートを書くスペースが残るかという点です。大きな画面を置いた結果、ノートを広げる場所がなくなってしまうと、お子さまは画面を眺めるだけになりがちです。授業を受ける机に、画面とノートが無理なく並ぶかどうかを、一度実際に置いて確かめてみてください。

お子さまの目の高さと画面の位置も、長い時間座るなら気にしておきたいところです。画面が低すぎると前かがみになり、疲れやすくなる。本や台を使って少し高さを足すだけでも、座りやすさは変わってきます。

4. 回線は、Zoomの目安に余裕を持たせる

授業の途中で音声が途切れたり、画面が止まったりすると、お子さまの集中はそこで切れてしまいます。Zoomが公開している資料では、1対1のミーティングで推奨される通信速度の目安は、720pの映像で上り・下りとも1.2Mbps、1080pの映像で上り3.8Mbps・下り3.0Mbpsとされています。画面共有だけなら、それよりずっと少ない量で足りる。

使い方上り下り
1対1のビデオ通話(高品質の映像)600kbps600kbps
1対1のビデオ通話(720p)1.2Mbps1.2Mbps
1対1のビデオ通話(1080p)3.8Mbps3.0Mbps
画面共有のみ(参加者のビデオのサムネイルなし)50〜75kbps50〜75kbps

表の数字は、左から使い方・上り・下りの目安です。Zoomのシステム要件より。この表は1対1のビデオ通話などの目安で、手元用の端末も参加する授業全体の通信量を示すものではありません。

この数字だけを見ると、多くのご家庭の回線で足りるように思えます。ただ、手元を映すスマートフォンを2台目として入れると、そのぶん通信は増えますし、同じ時間に家族が動画を見ていれば、回線を分け合うことになる。目安ぎりぎりではなく、余裕を持たせておくほうが安心です。使う端末と画面の表示をそろえて、実際の授業に近い状態で一度つないでみてください。

途切れやすいときは、まず授業を受ける部屋とWi-Fiのルーターの距離を見直してみてください。ルーターから離れた部屋や、壁をいくつも挟む部屋では、電波が弱くなりやすいものです。パソコンを使う場合は、LANケーブルでルーターとつなぐと安定しやすくなります。授業の前に、実際に授業を受ける場所で通信の速さを測っておくと、当日の不安が一つ減るでしょう。

5. 音声は、イヤホンマイクで聞き取りやすく

端末に付いているスピーカーとマイクのままでも授業は受けられますが、先生の声をスピーカーから出していると、その音をマイクが拾って響いてしまうことがあるうえ、周りの生活音も入りやすい。マイク付きのイヤホンやヘッドセットを使うと、先生の声がはっきり届き、お子さまの声も先生に伝わりやすくなります。

選ぶときは、長い時間つけても耳が痛くなりにくい軽いものがよいと思います。ワイヤレスのものは便利ですが、授業の途中で電池が切れることもありますから、使う場合は充電を習慣にしておきましょう。

もう一つ、雑音を消す設定を強くしすぎると、お子さまの小さなつぶやきまで消えてしまうことがあります。「あれ?」「ここ、なんでだろう」という独り言は、先生にとってはつまずきの大事な合図です。生活音が気になる場合でも、お子さまの声がきちんと届く程度に調整しておくとよいでしょう。

6. 手元は、スマートフォンでも映せます

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。紙のノートを使う授業では、ノートを真上から映す手元用のカメラを追加する方法があります。書画カメラや外付けのカメラもありますが、ご家庭にあるスマートフォンを、2台目の端末として同じミーティングに入れる方法でも、多くの場合は足ります。どの形がよいかは、先生の授業の進め方に合わせて、前もって相談しておくとよいでしょう。

紙のノートを使う授業で、手元映像が役立つ理由

画面越しに顔だけが見えている状態だと、先生が「ここまで分かった?」と尋ねたとき、お子さまはつい「はい」と答えてしまうことがあります。分からないところを言葉にするのは、大人が思うより難しい。手元が見えていれば、先生は答えを聞く前に、どこで鉛筆が止まり、どんな式を書いて消したのかを自分の目で確かめられます。

たとえば算数で、図を描いたところで手が止まったのか、式を立てる手前で止まったのか、計算の途中で止まったのか。止まった場所によって、足りないものは違います。指導にあたっている教師によれば、問題によっては、その型に合った解き方を知っているかどうかで、かかる時間が大きく変わるそうです。止まった場所を見ながら本人の考えを聞けば、何を確かめればよいかが見えやすくなる。途中の考え方が見えないままだと、「分かったつもり」のまま次に進んでしまうこともあります。

スマートフォンで手元を映す手順

先生の設定によっては、2台目の参加を受け入れる操作が必要になるなど、手順が少し変わることもあります。第7章のとおり、初回の前に一度試しておけば、当日慌てずに済む。

手元を映すときに気をつけたいこと

なお、スタンドは、数千円程度の市販のもので十分なことが多いと思います。高い機材を先にそろえるより、まず手元のスマートフォンで試してみて、足りないところだけを補っていくほうが、無駄がありません。

7. 初回の授業の前に、一度つないでおく

初回の前にとくに確かめておきたいのが、「先生の声が聞こえない」「こちらの声が届かない」といった音声のつまずき。授業の時間に慌てないよう、次のことを前もって済ませておくと安心でしょう。

できれば、体験授業の時間を使って、手元カメラの見え方や、画面への書き込みの使い方まで先生と一緒に確かめておくのがおすすめです。1回目に機材の準備で時間を使っておくと、2回目からは授業そのものに集中できる。

授業の途中で音声が途切れたり、画面が止まったりしたときの決めごとも、最初に先生と話しておくと安心です。たとえば、つながらなくなったら一度退出して入り直す、それでも戻らなければ電話やメッセージで連絡する、といった手順を決めておくだけで、お子さまが一人で慌てる場面は減っていきます。あわせて、録画や録音をするかどうかとその扱い、参加用のURLの管理、つながらずに授業が中断したときの振替や費用の扱いも、始める前に確かめておくと安心です。

保護者の方が近くにいられるのは、最初の数回だけでも構わない。お子さまが一人で入室から手元カメラの準備までできるようになれば、あとは任せていけるはずです。

8. 画面越しでも、考え方を確認できる授業か

機材がそろったら、次は授業の中身です。同じズームの授業でも、画面越しでお子さまのつまずきを拾えている場面と、そうでない場面があります。授業の様子を少し離れたところから見るとき、次の点に注目してみてください。

確認したい授業の様子先生と相談したい状況
解いている途中の考え方を、映像・書き込み・本人の説明などで確認している答えの確認が中心で、途中の考え方を確かめる場面が少ない
お子さまが自分で図や式を書く時間がある画面に映る解説を眺めている時間が長い
「いま何と何を比べた?」など、考えた中身を聞いている「分かった?」と尋ねて、返事を聞いて次に進むことが多い
次回までに何を確かめるかが具体的に決まっている何をやったかがあいまいなまま終わることが多い

表の内容は、左から確認したい授業の様子・先生と相談したい状況です。一つの場面だけで判断せず、何回かの授業を通して見てください。

とくに気をつけたいのが、画面共有で先生の解説をきれいに見せる時間が長くなりすぎることです。整った解説を見ているとその場では分かった気になりますが、自分の手で図を描き、式を立てる時間がないと、本番の白い答案用紙の前で手が動かないことがあります。紙の答案での練習を重視する授業なら、画面への書き込みを図や記号の確認に使い、式や記述は手元のノートに残す、といった分け方があります。画面上で書く授業でも、お子さま自身が考えて書き、その過程を先生が確かめられているかを見てください。

体験授業で見たい、先生の問いかけ

たとえば、算数の問題でお子さまの手が止まったとき、先生がすぐに解き方を説明するのか、それとも「何が分かっていて、何が分からない?」と問いかけ、本人の考えを確かめるのか。体験授業では、この違いを見てみてください。具体的には、次のような場面があるかどうかが手がかりになります。

説明が分かりやすいことも大切ですが、それだけでは、お子さまが一人で解けるようになったかまでは分かりません。ただ、問いかけの数や形だけで先生の良し悪しが決まるわけではなく、お子さまの反応に合わせて、説明と問いかけの配分を変えられているかもあわせて見ておくと、授業の進め方を判断する材料になるでしょう。

もし、授業の様子が右の列に寄っていると感じたら、まず先生に、途中の考え方をどの方法で確かめているか、どこを見てほしいかを相談してみてください。紙のノートを使う場合は、手元カメラを使うことも相談できます。それでも変わらない場合の考え方は、家庭教師の効果が出ないときにまとめています。

授業のあとに、保護者の方が確かめられること

オンラインの授業は、保護者の方が同じ部屋にいなくても進みます。そのぶん、授業で何が起きたのかが見えにくくなりがちです。授業が終わったら、お子さまに「今日はどの問題で手が止まって、先生に何を教わったか」を一言だけ聞いてみてください。ただ、本人の説明だけで判断せず、ノートや授業で扱った内容、後日一人で取り組めたかも合わせて見ていきます。

「なんとなく分かった」という答えが続いても、それだけで授業が届いていないとは決めず、先生に何を扱い、次に何を確かめる予定かを聞いてみてください。授業のノートを時々見せてもらい、自分で書いた式や図が残っているかを確かめるのも、手軽な方法です。

9. オンラインが向く場合、対面が向く場合

ここまでオンラインの良さと準備を書いてきましたが、すべてのお子さまにオンラインが合うわけではありません。ご家庭の事情とお子さまの様子によって、向き不向きがあると考えておくほうが自然です。

低学年のお子さまや、画面の前で集中が続きにくいお子さまでも、手元が見える環境を整え、先生が細かく問いかけを挟む授業なら、オンラインで力を伸ばしていけることはあります。ただ、最初から決めつけず、体験授業で実際の様子を見てから決めるのが無理のない進め方でしょう。地域に先生がいない場合の考え方はプロ家庭教師が「近くにいない」を解決する方法に、早朝の時間を使う場合の考え方は早朝のオンライン家庭教師は効果があるのかにまとめています。

10. 費用は、指導料以外も含めて比べる

オンライン家庭教師の費用を比べるときは、1時間あたりの指導料だけでなく、入会金や月ごとの管理費、教材費、解約のときの費用など、指導料以外にかかるものも含めて見ておくと、あとで思っていた金額と違った、ということが起きにくくなります。ご家庭で用意する機材や回線の費用も、少しですが考えておきたいところです。

当ネットワークでは、指導料は教師ごとに決まっていて、対面かオンラインかによる一律の割増や割引はありません。オンラインの場合は交通費がかからないので、そのぶん実際の負担が軽くなることが多いでしょう。費用の全体像は費用についてに、塾と家庭教師を併用したときの月額の考え方は塾と家庭教師の併用は月いくら?にまとめています。

11. この準備を、誰と一緒にやるか

端末や回線、手元カメラの準備は、この記事の手順に沿ってご家庭でも進められる。塾がオンラインの授業を用意しているなら、まずそこで受けてみるのも一つの方法ですし、家庭教師が必要とは限りません。

難しくなるのは、画面越しにお子さまの途中の考え方を見て、どこで止まっているのか、何が足りないのかを見極める部分です。ここは機材ではなく、先生の見る力に左右される。第8章で挙げた問いかけがあるかどうかを体験授業で確かめておくと、オンラインで続けていけるかどうかの判断材料になるはずです。

中学受験の指導実績がある教師

23名が登録しています

うち8名は、灘・甲陽学院・東大寺学園・洛南・西大和学園・大阪星光学院・神戸女学院・四天王寺などの最難関校に生徒を送り出した指導実績を持っています。学生講師は在籍していません。ご希望の内容については、学年や必要な指導内容、教師の担当状況を確かめたうえで、ご案内できる教師がいるかをお伝えします。指導実績のある教師を含め、時期や条件によってはご案内できない場合もあります。
近畿の教師一覧では、いまオンラインでの指導に対応できる教師が3名いて、中学受験の算数・国語・理科・社会のいずれかを担当しています。関東の登録教師は、いまは対面での指導のみです。担当できる学年や科目、曜日・時間帯は、ご相談のときに確かめてお伝えします。在籍状況は時期により変わります。担当できる教師がいるかは、教育相談フォームからお問い合わせください。

ご相談は、学年、直近の模試の結果、オンラインで受けたい理由(送迎、地域、時間帯など)の3点から始められ、答案がなくても構わない。答案やノートがあれば、確認できる範囲で、①オンラインと対面のどちらが合いそうか、②画面越しで見てほしいつまずきはどこか、③いま優先して頼む中身は何かを一緒に整理します。資料がない場合は、まず状況をうかがって、次に何を確かめればよいかを整理するところから始めます。ご相談だけで終えていただいても構わない。

家庭教師を検討される場合は、次の順番で進みます。

指導料は教師ごとに決まっていて、1時間3,500円〜7,000円です。月々の費用は、教師の指導料と授業の時間・回数、対面の場合は交通費によって変わってくる。指導した時間分と交通費を月末に教師へ直接お支払いいただく形で、入会金や教材費、解約金はかからない。授業のキャンセルでは指導料はかからず、教師が訪問してからのキャンセルの場合は交通費だけをお支払いいただきます。解約はいつでもでき、教師に直接伝えにくい場合は当ネットワークからお伝えすることもできる。詳しくは費用について、授業開始までの流れ、キャンセル・解約についてにまとめてあります。

指導が始まったあとは、進め方や優先して取り組むところを、教師とこまめに確かめていただくのがいちばんです。教材の販売はしていないので、お手持ちの過去問や教材を使って進めることになり、塾の宿題に課題を積み増すかどうかも含めて相談していけます。進め方が合わないと感じたときは、教師に言いにくいことでも当ネットワークにご相談ください(授業開始後のアドバイス)。

契約はご家庭と教師の直接契約ですが、当ネットワークがお手伝いする範囲を、時期ごとにまとめておきます。

時期当ネットワークがお手伝いすること
教師を決める前ご希望の条件をうかがい、ご案内できる教師がいるかを確かめます
体験授業面談と体験授業の場を設けます。合わなければ、別の教師をご案内します(費用はかかりません)
指導が始まったあと進め方で困ったときのご相談を受けます。教師に言いにくいことでも構いません
変更・解約のとき教師に直接伝えにくい場合や、教師と連絡がつかない場合は、当ネットワークからお伝えします

表の内容は、左から時期・当ネットワークがお手伝いすることです。詳しくは授業開始までの流れとキャンセル・解約についてをご覧ください。

ここまで読んで、どれが近いですか

オンラインの家庭教師について、よくうかがうのがこの5つです。当てはまるものはありますか。

  • オンラインと対面、どちらが合うのか分からないお子さまの学年や様子、ご家庭の事情から、向きやすい形を一緒に考えます。
  • いまのオンライン授業で、成績が動いている気がしない途中の考え方が見えているか、どこで止まっているかを確かめるところから始めます。
  • 近くに条件の合う先生がいないオンラインに対応できる教師がいるかを確かめて、お伝えします。
  • 手元カメラのつなぎ方を知りたいこの記事の第6章に手順をまとめています。相談は不要です。
  • 回線や端末の目安を知りたい第3章から第5章に載せています。

学年、直近の模試の結果、オンラインで受けたい理由の3点だけでもお話をうかがえます。

それでも、一度お話を聞かせてください

準備の手順は分かったけれど、うちの子が画面越しで集中できるのか、そもそもオンラインが合っているのかが分からない、ということがあるかもしれません。

オンラインが合うかどうかは、機材よりも、お子さまの様子と授業の進め方で決まるところが大きいものです。途中の考え方が見える形で一度授業を受けてみると、続けていけるかどうかの材料が増えていきます。

学年、直近の模試の結果、オンラインで受けたい理由の3点をお知らせいただければ、①オンラインと対面のどちらが合いそうか、②授業で先生に確かめてほしい課題は何か、③ご希望に合う教師をご案内できそうかを一緒に整理します。答案やノートがなくても構いませんし、いまオンラインで授業を受けているなら、その様子もあわせてお聞かせください。

ただ、お話だけで、学力全体や合格の見通しまでは判断できません。対面のほうが合いそうなら、そうお伝えしますし、ご相談したからといって、その場で家庭教師の利用を決めていただく必要はありません。

力になれることがあるなら、なりたいと思っています。

合格や成績の伸びをお約束することはできません。ご希望の条件や地域によっては、お引き合わせが難しい場合もあります。
体験授業を受けたうえで、家庭教師が要らないと判断されたときは、そう言っていただいて構いません。

この記事で扱っていないこと

この記事では、特定の機材の商品名や、ほかのオンライン家庭教師サービスとの比較は載せていない。機材は新しいものが次々に出ますし、サービスの条件も変わっていくからです。また、Zoomの画面の名前や操作の手順は、アプリの更新で変わることがあります。細かな操作は、Zoomの公式のヘルプや、体験授業のときに先生と一緒に確かめていただくほうが確かです。

まとめ:途中の考え方が見える形を、先につくる

この記事の要点

  • ズームの授業で確かめたいのは、先生が途中の考え方まで確認できているか
  • ご家庭は無料のアカウントで参加できることが多い。時間の上限は、主催する側のライセンス・権限で決まる
  • Zoomの目安は、1対1の720pで上り・下り1.2Mbps、1080pで上り3.8Mbps・下り3.0Mbps。余裕を持たせておく
  • 紙のノートの授業では、スマートフォンを2台目として入れ、音声に接続せずに真上から映す方法がある
  • 授業では、先生が途中の考え方を確かめ、考えた中身を問いかけているかを見る
  • オンラインと対面には向き不向きがある。体験授業で様子を見て決める

今日できること

最後に、ひとつだけお伝えしておきます。

お子さまがいつも勉強している机に、スマートフォンを真上から向けて、ノートが画面いっぱいに入るかどうかを試してみてください。字が読めるか、手で隠れないか、影がかからないか。紙のノートで解く授業なら、手元がきちんと映る形を先につくっておくと、オンラインの授業を始めるときも、体験授業で先生に見てもらうときも、その一歩がずっと軽くなるはずです。

よくある質問

Q ズームの有料プランを、家庭の側でも契約する必要がありますか。
A 授業を受けるご家庭の側で、有料のプランを契約する必要は基本的にありません。多くの場合、先生がミーティングを用意して参加用のURLを送り、お子さまはそこに参加する形になります。ご家庭で用意するのは、端末とインターネットの回線、あればイヤホンマイクと、手元を映すためのスマートフォンとスタンドです。
Q 無料のアカウントだと、授業が40分で切れてしまいませんか。
A Basic(無料)の権限で主催するミーティングは、原則40分までです。主催者に有料のミーティングライセンスが割り当てられている場合は、通常30時間まで使えるとされています。参加するご家庭が無料のユーザーでも、主催する側の条件が当てはまりますので、60分や90分の授業を受ける場合は、先生がどのライセンス・権限で開くのかを初回の前に確かめておくと安心です。
Q 手元を映すには、書画カメラを買う必要がありますか。
A 多くの場合、ご家庭にあるスマートフォンで足ります。スマートフォンを2台目の端末として同じミーティングに入れ、音声には接続しない(参加後なら「オーディオを切断」する)うえで、スタンドでノートを真上から映します。書画カメラや外付けカメラを使う方法もあるので、先生の授業の進め方に合わせて相談してください。先生の設定によって手順が変わることもあるため、体験授業のときに一度一緒に試しておくと安心です。
Q タブレットだけでも授業を受けられますか。
A 画面がある程度大きく、先生が映す資料の字や図が読めるなら、タブレットでも授業は受けられます。スタンドで立てて、ノートを書くスペースを空けておくことが大切です。紙のノートで解く授業なら、別にスマートフォンなどをもう1台用意して手元を映すと、先生が鉛筆の止まった場所まで見られるようになります。
Q 低学年の子どもでも、画面越しの授業を受けられますか。
A 途中の考え方が見える環境を整え、先生が細かく問いかけを挟みながら進める授業であれば、低学年のお子さまでも受けられることはあります。ただ、機器の操作に慣れていない場合や、画面の前で気が散りやすい場合は、対面のほうが合うこともあります。最初から決めつけず、体験授業で実際の様子を見てから決めるのがおすすめです。
Proチューターズネットワーク 編集部
中学受験を専門とするプロ家庭教師マッチングサービス「Proチューターズネットワーク」が運営する受験情報メディア。高校受験・大学受験にも対応しています。兵庫・神戸を拠点に、関西の受験情報を保護者の方に向けて発信しています。

画面越しでも、
途中の考え方まで見てくれる先生を

学年・模試の結果・オンラインで受けたい理由の3点から、
オンラインが合うか、ご案内できる教師がいるかを整理します。

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